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INTERVIEW

マツダ新店舗を手がける
東京営業所の建築設計士
M.IIJIMA
中途入社 2016年度
ブランドサポート本部 店舗ファシリティマネジメント部
建築設計
ソウルレッドの車を引き立てる
スタイリッシュな新世代店舗へ
現在、私が携わっているのは、新コンセプトの販売店「マツダ新世代店舗」へのリニューアルです。マツダでは2014年よりブランド力強化のための新世代店舗を推進。マツダのデザイン本部が監修し、店舗デザインコンセプトに基づいた店づくりを行っています。これまでのホワイトを基調とした店舗から、モノトーンとシルバーで配色された内外装に変え、黒いブランドシンボルやウッドを用いたアクセントで、高級感と温かみが調和した空間に仕上げているのが特長。黒を基調とすることで、マツダ車の赤が映えるカッコイイ店舗になっています。
そのなかで私は設計職として改修工事のプラン作成、概算の見積もり作成、全体のスケジュール管理、プロジェクトに 伴うお客様のサポート業務などを担当。実際にお客様と打ち合わせをして図面を描く設計業務以外に、マツダのブランドイメージを保つために協力業者へアドバイスをしたり、見積もりの査定やプロジェクトの予算管理をしたりする仕事もあります。以前の会社で携わっていた住宅の設計と比べると、販売店のお客様や協力業者と完成イメージをすり合わせることが重要になり、より専門性が求められていると感じますね。先日、初めて自分がメインで担当した店舗が無事にリニューアルオープンした時は嬉しさと同時にホッと安心しました。

働く環境がぐんと良くなって
マツダエースへの転職は大成功
もともと私がマツダエースへ転職したきっかけは「働き方改革」と「スキルアップ」のため。以前の会社では住宅の設計をしていましたが、個人のお客様が対象なので、夕方からや土日祝日の打ち合わせがほとんど。残業や休日出勤が多く、結婚を控えていたこともあって、定常的に働ける環境に変えたいと思っていました。そんななかマツダエースの募集を見つけ、店舗や工場を設計する仕事なら、これまでの経験を活かしつつさらにスキルアップもできるだろうと考えたんです。
実際、店舗や工場の設計は用途や構造、法律など住宅の設計とは違う部分が多いので、最初はわからないことだらけ。業務を通して日々勉強し、新たな知識やできることが増えていくことにやりがいを感じています。また働き方の面でも大きく変わりました。当社は業務時間を自分で調整できるスーパーフレックスタイム制なので、満員電車を回避したり、子どもの送り迎えに柔軟に対応したりすることも可能。以前の会社では忙しすぎて勉強する暇もありませんでしたが、今は定時に帰って1級建築士の資格取得に向けた勉強に励んでいます。「働き方改革」と「スキルアップ」という当初の目標はしっかり叶っています。
今後は上司や先輩のサポートを減らし、自分一人でも新築や改修プロジェクトを進められるようになるのが一つめの目標。もう一つは、マツダエース入社後に結婚したので、出産や子育てなどのライフイベントに合わせた働き方を実現し、女性社員のロールモデルになること。すでに働きやすい環境があり、どちらもそんなに遠い未来じゃないかなと思っています。
