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INTERVIEW

マツダの“安全”を守る
誇り高き消防隊員
M.KUWABARA
新卒入社 2013年度
警備防災本部 本社警備防災部
消防隊員
憧れのマツダ消防隊は
高度なスペシャリスト集団!
「マツダ消防隊」という存在を知ったのは、中学3年生の時。バスケ部の先輩がマツダエースのマツダ消防隊に入り、業務内容や職場環境を教えてもらったのがきっかけです。それまで将来の仕事について真面目に考えたこともなかったのに、マツダ消防隊の話を聞くたびに興味が湧いて「かっこいい!自分もなりたい!」と憧れるようになったんです。その後マツダエースに入社するため、先輩と同じ高校へ進学し、同じバスケ部に入部。高校3年生の就活中にマツダエースの職場見学をする機会があり、「やっぱりこの会社で働きたい!」と強く思ったのが最終的な入社の決め手となりました。3年間の想いが実って採用が決まった時はもうガッツポーズでしたね。
実際に入社して驚いたのは、マツダ消防隊が 高度な技術資格取得者を擁するスペシャリスト集団であること。消防隊って訓練や筋トレをして身体を鍛えるだけじゃないんだって(笑)。まず仕事を行うためには消防設備士、危険物取扱者、交通誘導といった様々な資格を取らなければいけません。入社後の研修で学ぶのはもちろん、私は夜勤の空いた時間や休日にも必死で勉強するなど苦労しました。また、当社では資格をオールマスターされている先輩から直接教えてもらうことも、実際の消防設備を見ながら勉強できることもできます。おかげで1つずつ着実に資格を取り、ステップアップしている実感がありますね。

「災害に強いマツダ」を追求
安心・安全・快適な環境を創る
想像以上に多くの知識や技術が必要とされるのは、それだけ仕事内容が幅広いからです。マツダ消防隊では火災や救急など緊急時の出動だけでなく、日々の安全を守るためにマツダ構内の警備業務、消防用設備の点検、災害を想定した避難訓練の指導なども行っています。また構内で交通事故があった時、配管の水漏れなんかの時も、「とりあえずマツダ消防隊に連絡しよう」という感じで要請が入ります。公共の仕事でいうと、消防、警備、警察、市役所などを網羅した“なんでも屋”みたいなものですね。
なかでもマツダ消防隊としての使命を感じるのは、やはり火災や救急時の対応。1年目の頃、工場の一部の設備から煙が出て、初めて出動した時のことは忘れられません。放水ノズルを持つ手が震え、頭は真っ白。その時、先輩から「深呼吸しろ」と言われ、ようやく落ち着くことができました。今は分隊の指揮をとる機会も増えてきたのですが、緊急時にはまず深呼吸して、頭の中で次の段取りを整理してから動くように心がけています。
また勤務中に倒れた社員さんを救急出動で病院に搬送し、後日元気になったその方がわざわざ消防所まで来て「ありがとうございました」と言われた時のことも嬉しくて心に残っています。人の役に立った時、「さすがマツダ消防隊!」と褒められた時は、今まで積み上げたものが報われる瞬間。それが私の大きなやりがいであり、誇りとなっています。
